PHANTOMARIA

歌うことが好きで、 歌手になることを夢見ていた少女。

研究職で忙しく　常に家を空けていた両親の代わりに
弟のBellの面倒を見、一心に愛情を注いでいた。

不眠症の彼に毎晩 子守唄を歌っていた。

Heineがあらわれてから、彼の歌の表現に惹かれ あこがれる。

しかし　やがて「どれほど頑張っても　人魚の歌と　

その魔法の力にはかなわない」という事実や、
「人魚の歌」により「人間の歌」が見向きもされなくなった世界に
絶望し、「来世では人魚に生まれてきます」と言い遺し
湖で入水自殺した。

その事件は 当時 世間に衝撃を与える 大きなニュースとなった。

【Brother】→ Bell