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ROLEをPLAYすること

Ep.03更新しました。この世界で活躍する「歌姫」たちに対する世間の意見…のようなお話しでした。

本当によいライブとは何なのか… 時と場合や、聴きに行くその時の自分の気持ちや目的によっても違うと思います。

自分がライブをしたことがない現時点だからこそ描けたお話しかな、とも思います^^;

今回のお話の視点はBell君でした。

【PhantomAria】の物語は、(わたしの中で)【過去】の物語や設定が多いのですが

【現在】の物語を動かす役割は Bell君が担っています。

【この世界での 人魚の魔法の歌の価値観を変える】【姉の死を無駄にしない】という

明確な目的に向かって行動しているからです。

Ashさんは本編の「主人公」にしていますが、

彼の【人魚に出会う】【Maskerになる】という目標は達成されました。

次の目標もきっとありますが、それは きっとDanielとのささいな日常のことであって

他者を巻き込み 物語を大きく動かすようなことでは多分ありません。

物語を考えていて、「主人公」じゃない人物が物語を動かして、

「主人公」が逆に巻き込まれていく側になることもあるんだ、と…思いました。

今回描いたイラスト(ツイッターにはアップしましたが、もう少し描きこみを加えてから改めてアップます)ですが、

Masker各人の素顔を描くときのイメージです。

真ん中にBell君がいるのは 彼が【現在の物語】を動かせる人物だからだったり、

実はAshさんよりもFranさんの方がパッと見で「このひとが主人公?」と見えるように描きたかったりしています。

Franさんは この物語の【過去】で 

【人魚になって閉じ込められてしまったお姫様(Eden)を救った 身分違いの少年】

…テンプレートな感じの主人公のような人物でした(過去形でいうのもちょっとあれですね…)。

なのである意味「シンデレラ」や「白雪姫」などといった

「めでたしめでたし」で一旦締めくくられた 【おとぎ話の続き】のような物語が

FranさんとEdenちゃんの【現在】なのかな…と想像したりしています。

世界があって、人物がいて、どういう過去があって今に至って、

何故 現在 そういった行動を起こして 物語を動かすのか、

「…わたしが彼らのどういった面や瞬間を描いて 何を表現したいのか」

彼らひとりひとりの「役割」を、かけがえのない 一枚一枚ちがうトランプのカードのように感じます。

曲を作ったり歌を歌うことに関しても、まだまだ勉強中の身ですが

物語を創作するのもまた いろいろ新しい発見ばかりです。

今回描いた【Heineさんの歌の悩み】の対となるように

【Edenちゃん側の歌の悩み】も描きたいですが

次はまたAshとDanielの日常ギャグちっくなのを描くかもしれません…!

お読みくださって本当にありがとうございます。

ゆっくりよろしくお願いいたします。


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