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Ep.02


Ep.02 おつかれ会

人魚ちゃんによる水攻撃に困る仮面者たちの会

ダニエルちゃんが床を水浸しにして迷惑をかけたり、

アッシュさんに水バッシャーンなシーンが 私的に描いていてあああってなりました。

未だ ダニエルちゃんが「ダニエラ」と呼ばれていたり 前髪もV字ではありませんが

次回くらいにはそのあたりも お話を進展させたいと思っています。

(一瞬モブ的に出てきた ベル君も 未だしばらくは両目がある状態です・・・。)

楽譜

今回 楽譜を3つ出しました。

アッシュさんだったらどんなピアノ曲を弾くだろう、

ダニエルちゃんにはどんな歌が似合うだろう…と。

詩が大好きなアッシュさんにパッと浮かんだ作曲家は、やっぱり「ピアノの詩人」ショパンでした。

なのでノクターン<夜想曲>の楽譜と、

次に「言葉のない歌」…メンデルスゾーンの<無言歌集>を連想したので

その二冊を持たせました。

ノクターンは「13番 ハ短調/op.48-1」

無言歌集は「ホ長調<甘い思い出> / op.19-1」が特にお気に入りです。

ピアノの曲を弾くとき、作曲者がその曲を作った当時の年齢、時代や背景なども一応気にしながらも

曲や旋律に勝手に 人物、物語や情景、色などを妄想して当てはめるのが好きでした。

「これは窓が開いて風がブワっと吹いてカーテンが靡いた瞬間の音で

あっ そのカーテンは白いレースの素材で、そして女の人が亡き恋人の古い写真を持っていて…

ここの和音で蝋燭に火をともします!」

みたいな 謎な創作物語を時々レッスンのとき先生に聞いていただいていました。

「蝋燭に火をともすの?なら、ここからはもっと暖かい音色で、優しいタッチで弾きましょう。

暗かった部屋の色を変えるように…」といった感じに 先生も優しかったです。

「無言歌集」の曲は 数多くは弾かなかったけれど、特に具体的に考えたので、印象的でした。

<甘い思い出>は確か自分の中で「手紙」に関する物語にした気が…

クラシックの曲は、演奏する人によって 同じ曲でも本当に印象が違ったり

その方の性格や人間味が垣間見える感じが とても面白くて好きです。

ダニエルちゃんにはドイツの詩、ドイツリートが似合うイメージを抱いています。

プロフィールイラストに「ファウスト」の本を持たせているのも

ゲーテとか読んでそう…という自分の中の設定からです)

シューベルトの「糸を紡ぐグレートヒェン(D118)」がとても好きなので

その曲が収録されている楽譜を 差し出させました。

(大学時代、試験のときに歌って とある先生に「あなたにはまだ歌うのには早かったわよ」と

やさしく言われた 思い出のある曲でもあります)

「アッシュ・ダニエル組はドイツのロマン派中心な音楽を好んでいるといいな」

「…フラン・エデン組はフランスの抽象派?」

などといったことを 本編に関係なく勝手に妄想したりしています。


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